ただのつぶやき

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統合失調症を発症した話 その1

 2017年12月8日、私は初めて入院した。そしてその病院で統合失調症と診断され、3月の下旬の退院まで入院生活を送る羽目になった。退院してからも薬を飲み続けている。今でもまだ何となく完治していない状態だ。

 退院してからは母親と映画や温泉に行く機会が多くなり、あくる日、岩盤浴で二人きりになった時に、自分の本心を打ち明けた。母親は私の体験したことは、同じ統合失調症の方と家族にとっては貴重だから書きなさいとアドバイスを受けたので、面倒くさいがここに書くことにする。

 発症して入院するまでの話

 明らかにおかしくなったのは12月5日頃だが、その前にも前兆のようなものがあった。母親が言うには、その頃の私は毎日ゲームセンターに言ってオレカバトルを深夜までやり続けていたからいつか発症するのは当然のことだと言われた。

 私が前兆を感じたのはFGOで、1.5部のセイレムが配信されてからある程度経った頃*1。次に来るであろうFGO二部で何か起こる予感を感じていた。その時の当時のツイートがこちらにまとまっている。

 寝る前に私はこんなツイートをしていた。

 

 

 

 

 

 

 12月5日

 出勤前にFGOをやりTwitterのタイムラインを見てた時、なんだか不穏なタイムラインになっていた。詳しい記憶はないのだが私の答えを求めているような、そんな感じ。

 私はこんなツイートをしていた。

 私はスマホのメモで書いていたものをツイートした。

 

  このツイートでタイムラインがより不穏な感じになっていた。私は気になってこんなツイートをした。

 

  すると、今度はFGOのAPが全回復したという通知が来た。私は「ああ、これってFGOのイベントの一環なんだな」って思ってしまった。

 ちょうどこのツイートのように陰謀論に憑りつかれたわけだ。

 私は何を求められているのか、模索していた。

 私はイベントの一環でタイプムーンの中の人が、一般人である私に「アビゲイル・ウィリアムズとして」何かイベントかストーリーのネタを求めている気がしていた。

   私が答えを出しあぐねているときに、決定打となるツイートが流れてきた。

   「ああ、TRPGをやっていたのか。」と思い、「サンソンとして」こうツイートした。

   そして、こう答えた。

   タイムラインの流れが変わった。「FGOの人理に穴が開いた」そんな感じだ。

  「このままだとアビゲイル・ウィリアムズの信奉する神が平将門になってしまう。」というシナリオライターのアカウントの悲鳴を聞いたので、私は次いでとしてこう答えた。

  「美しいシナリオになりました。」という感謝の言葉が出てきた。

 私は仕事に出かける際、「サンソンとして」こんなツイートをした。

 昼

 昼食時のタイムラインが面白くて、RTとお気に入りを入れまくっていた。

 途中、障害者支援の電話が入ってきたが、邪魔だったので切った。面白さに昼の職務も身も入れなかったので、会社の方に早退を届けたら難なく受理された*2

  帰宅後、Twitterの検索キーワードで、「ものづくりの根底」というキーワードが出てきて、検索すると15歳の女の子が関連している記事だった。私は「15歳でものづくりの根底が出来上がる」「FGOのイベントは本来15歳の無垢な女の子の好きな英雄を差し出す狙いだったが、それよりも歳を食っている私が当たってしまったこと」「私はものづくりの根底を揺るがすことだった」と思い込んでしまっていた。

*3

  タイムラインではものづくりの根底を揺るがした私を祝福していた。私へのプレゼントのツイートも幾つかあった。

 *4

 私はプレゼントを貰う気がなく、とりあえずbotに対して感謝の言葉を述べた。

 ツイートを続けているうちに、予測変換候補が減っていき、それにつれて私の頭の中も空っぽになっていった。嫌な予感だった。

  この時の私はさすがになんとかしなくてはと不安になった。

 *5

 そして予測変換候補が空になった時、私の頭の中も空っぽになった。サンソンの声が頭の中から聞こえた。

 「欲しいものは?」

 「オケアノスのキャスター」になっていた私はこう答えた。

 「あなたの望むもの」

 サンソンはこう答えた。

 「『死』が欲しい。」

 私は自殺しようとした……が、痛みなどが怖くて結局出来なかった。*6エジソンが「やばいぞ」と頭の中でつぶやいていた。

 「むり」

 時間が止まったような感覚だった。暫くして私は……ブチ切れた

 「死が欲しい死が欲しいって言いやがって、うぜえっていうの!!」*7

 すると、不思議な全能感に私は包まれた。「ああ、マーリンは『俺』を呼び出すためにこんな小細工したのか」と思った。空っぽでただ生きたい「私」と、人類史に「謎」を刻みたい「俺」。その望みは果たされること、人類にこのことを知ったらきっと殺して解体されるだろうという秘密。タイプムーンは特殊な能力者集団であること。そしてこの手のやけどはそのことを記念すべきアチーブメントであること。私たちは夢から覚めるまで至福の時間を過ごしていった。

 

 目覚めた私は暇だったので、やけどした手をたらいの水で冷やしつつ、タブレットからTwitterのタイムラインを眺めた。タイムラインでは何かTRPGのオフラインセッションが行われるらしい。

  「探偵役をやってみる?」

 そんなツイートから、参加者の中には私も含まれているらしい。私はTwitterのタイムラインから参加することになってしまった。

 「ルールは自分の頭の中に入っている」

 私は占い師の「預言」としてのアビゲイル役をやりながら、自分のなすべきことを予測変換候補をヒントに探る探偵になっていた。*8

 *9

 *10

 やけどした左手がじんじん痛むので、こんなツイートをしていた。

  この痛みはどうもアビゲイルとしての役目を十分こなしていないと電波で痛みの強さが強まるようだ。*11予測変換候補をヒントに私はツイートする。

*12

 *13

 

  予測変換候補からどうやら「オフラインセッションの目的地に行かないといけない」という答えが出てくるが、どこへ行けばいいかサッパリ思いつかなかった。

  そうこうしているうちに、母親が帰ってきた。母親が私を見て気まずい空気になる。私の感覚からすれば、CoCの探索者がそうでない人にバレて異常者扱いされる気まずい空気のような感覚である。「スマホはどこ?」という答えに対し私は「どっかの隙間にいった」と答え、風呂へ行った。途中母親が買ってきたコンビニのサンドイッチを母親が食べて「まずい」と言っていた。

 烏の行水で帰ってきた私はタブレットを持って二階の自室で再度Twitterのタイムラインを読む。その時の私は「ジャンヌ・ダルク」と「真田信之」が混ざり合ったような感覚だった。自室で籠り、ツイートする。

  そうして私はベットに入ることになった。

ベットにて

 ベットで寝る前に全ての電子機器の電源を消すことにした。その時光がチラチラと光ってまるで光の妖精が消さないでと訴えていたような感覚、それにニヤリとして消したことを覚えている。

 私はベットに布団をかぶって入った。「不夜城のキャスター」みたいだと思った。すると、罪悪感にも似た不安が芽生えてきた。私の頭の中に「ホームズ」が出て語り掛ける。

 「あなたは過ちを犯した。この先、人類は滅ぶだろう。」

 「あなたはいずれ星になる。」

 「フォルセティはあなた助けに応じて呼び出された。」

 「これから神話が作られる。これから神話が作られる。」

 ホームズだけでなく「アマデウス」など色んな人が私の頭の中で会話している。皆、黙っている「主犯」の言葉を求めていた。主犯は音を鳴らしたりはするが、一言も喋らない。私は光の中に包まれて死にたいと願った。

 ホームズはこういった。

 「呪腕のハサンは君の同僚だ。彼が罪から隠してくれるだろう。もう一つの盾になるだろう。」

 「ギャラハッド、君には盾が必要だ。もう一つの盾が。盾が君を守ってくれるだろう。盾が君を守ってくれる、盾が君を守ってくれる……。」

 私はいつの間にか眠りについていた……。

 

 続く。

*1:私の感覚では7節が配信された12月4日と明記されていたが、今では12月3日になっていた。

*2:母親曰く、見てくれからおかしかったので受理した模様。

*3:私はアビゲイルFGOをプレイしている無垢な女の子が中の人として、7人の無垢な女の子が選んだ英雄を二部のボスとして出す予定で、私がラスボス候補だと思い込んでいた。類推した二人というのは、真田幸村伊達政宗だった。

*4:CoCをプレゼントするというツイートに対して。

*5:この後幾つかのアカウントにこの言葉をツイートした模様

*6:全裸になったり、オレカの魔装騎士クランのカードと一緒にチャッカマンで手を焼いたり、スマートフォンを自分の身代わりとして外に投げ捨てて壊そうとしたのはこの頃に起こした出来事だった。

*7:台詞うろ覚え

*8:この時「現実の中に虚構を投げ入れる」というタイトルの本の情報が出ていたが、今も見つからない

*9:マーリンに対して

*10:FGOのユーザー番号について言及

*11:仕事で疲れた人のために電波の届かないツイートがタイムラインから流れてきたためだろう。

*12:予測変換候補からの答え。

*13:「ヨガの画像を送れ」と言われていたのだろうが、自撮りに抵抗のある私には無理だった。